臆病者のための席の譲り方

　みなさんは電車やバスでお年寄りや妊婦さんに席を譲るときを譲るときどうしていますか？方法は大きく分けて2つあります。

1. 「どうぞ、座ってください」と言って譲る方法

2. 無言で立ち上がりその場を離れる方法

　恐らく多くの人が1の方法ととっているのではないかと思います。でも臆病な人にとっては1の方法だと随分勇気が要りますよね。目の前の人に声をかけるのも勇気がいるし、もし言ったとしても「まだ私は若い！譲ってほしくなんかない！」とお年寄りに怒られてしまうかもしれません。実際、これがイヤで席を譲るのが面倒くさい人も多いでしょう。しかし、こう怒鳴るご老人を責めることは徹底的に間違っている。理由は次の記事で述べます。一般的な話をしたいので。

　そこで臆病者の私がやっているのが2の無言で立ち上がる方法（電車なら相手に気を使わせないために、また気取った感じをけすために別の車両に移動する）。この方法ならば人に話しかけるという恐怖に直面する必要がなく、無言でただ立ち上がって移動するだけですから、目の前の人に譲ったということさえ気づかれないので「譲られたくなどない！」と怒られる心配もありません。

　目の前にお年寄りや妊婦がいるのに座っているのは居心地が悪い。だが、わざわざ申し出るのも億劫だという人は試してみてはどうでしょう。

　まあ、私は引きこもりニートなんで電車にもバスにも乗りませんが。